Trip.comでフライトのCO2排出量をオフセット
あなたのCO2の排出量への理解が大切です
私たちは、旅行が環境に与える影響について認識する必要があります。航空関係のCO2排出量は、世界のCO2排出量の2%以上を占めるため、特に航空機での移動を検討する際は、他にどのような旅行手段があるのかを学ぶことが大切です。 現在実行可能な選択肢の中で、搭乗便に対するCO2排出量のオフセット(相殺)は、気候変動対策への直接の支援に繋がる、最も有力な選択肢の1つです。お客様が選択するオフセットは、算出されたCO2排出量と同等の排出量を削減、吸収、または回避するプロジェクトに貢献します。
ご旅行時のCO2排出量を簡単にオフセットできます
簡単なお手続きにより、世界中の優れた気候変動対策プロジェクトを通じて、お客様の搭乗便により排出されるCO2量を相殺できます。オフセットへの寄付は、CO2削減に向け、最も包括的かつ厳しい認証基準に基づき検証された気候変動プロジェクトに利用されます。
CO2排出量はどのように算出されますか?
飛行距離、定員、所要時間などの要素から排出量を算出します。排出量のほとんどは離着陸時に発生するため、直行便が最も環境にやさしいといえます。
  • 機種
  • 現行機種は、旧機種に比べ燃費が最大30%良いとされています。
  • 直行便
  • 排出量のほとんどは離着陸時に発生するため、直行便が最も環境にやさしいといえます。
  • 航空会社への評価
  • CO2削減に向けた数々の要素に対する航空会社の貢献度を総合的に評価します。
  • 座席利用率
  • 満席の便には、より多くの搭乗者が乗っているため、1名あたりのCO2排出量も低くなります。
  • 座席クラス
  • 座席スペースを節約できるエコノミークラスには、より多くの搭乗者を収容できるため、1名あたりのCO2排出量も低くなります。
カーボンオフセットはどのような仕組みになっていますか?
Trip.comで航空券を予約すると、少額でCO2のオフセットが可能なオプションを選択できます。
CO2削減のプロジェクトに投資することで、フライトによるCO2排出の影響を相殺することができます。
CHOOOSE社は、寄付金が世界中の気候保護活動に直接充当されることを保証します。
Trip.comの気候変動対策パートナー「CHOOOSE」社のご紹介
弊社のソフトウェアCO2削減対策は、ノルウェーのオスロに本社を置き、気候変動テクノロジー業界を牽引する「CHOOOSE™」社により運営されています。独自の産業パートナーや個人の支援者からなるエコシステムとともに、CHOOOSE社のプラットフォームは、自然由来の対策からCO2除去、持続可能な航空燃料(SAF)まで、様々な主要技術の利用や導入を加速させています。

実行するプロジェクトは、全てCHOOOSE社の専門家により選択され、最も包括的かつ厳しい認証基準に基づき検証することで、オフセットによる気候への貢献度最大化を図っています。
寄付の充当先
トルコにおける埋立地ガスの抽出・発電事業
このプロジェクトでは、OdayeriとKomurcuodaそれぞれの埋立地へのごみ焼却施設の開発、および建設にも役立てられます。プロジェクトの目的は、埋立地ガス(LFG)収集システム、フレアステーション、発電機と組み合わせたガスエンジンからなる2つの埋立地廃棄物発電システムを建設、運営、維持することです。ガスエンジンでLFGを燃焼させて電気を発生させ、余ったLFGは燃焼処理する予定です。
詳細を表示
空気環境改善のための改良型調理用コンロ普及プログラム
このプロジェクトは、インドの家庭で改良型調理用コンロを普及させることを目的とした、「Program of Activities (PoA)」(自主的に調整される活動)です。インドの農村部では、多くの人が伝統的な泥オーブン(通称チュルハ)での調理に依存しています。この伝統的な調理用コンロはエネルギー効率が悪く、バイオマスの不完全燃焼を引き起こすため、多量の室内空気汚染物質やGHGが排出されます。このプログラムでは、この低排出かつ高効率の改良型調理用コンロを普及させることで、高排出かつ低効率の伝統的な調理用コンロの入れ替えを想定しています。
詳細を表示
カンボジアのサザンカーダモム(REDD+)プロジェクト
サザンカーダモムプロジェクトでは、2,000ヘクタール以上の手つかずのマングローブ林が対象エリアとなっており、さらにプロジェクト境界を直接囲む5万ヘクタール以上のマングローブの保護と強化に貢献しています。また、森林の減少や劣化を回避することで、年間平均3,580,834トンのCO2e排出の防止に繋げています。改良版の農耕法に基づく指導、代替収入源の創出、新しい仕事と雇用機会の創出、地域における環境法施行状況の改善支援により達成を図ります。
詳細を表示
ブラジルの「 Envira Amazonia」プロジェクト
このプロジェクトは、ブラジル・アクレ州の39,300.6ヘクタール(約97,072.5エーカー)に広がる私有地での生態系サービスの支払いとして運営されている森林保全プロジェクト、別名REDD+(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)です。プロジェクトの活動内容には、森林の炭素貯留量の増加、地域の森林減少と土地利用パターンのモデル化、プロジェクトの生態系サービスへの支払いを利用した森林減少圧力の緩和、およびプロジェクトによる気候、地域、生物多様性への影響の継続的なモニタリングが含まれます。
詳細を表示
よくある質問
カーボンフットプリントとは何ですか?
一般的に、「カーボンフットプリント」とは、フライトなどのある活動に関連した温室効果ガスの排出量を指します。航空便の場合、カーボンフットプリントは主にCO2排出量から構成されています。Trip.comでフライトのオフセットを選択することで、この排出量を相殺することができます。
なぜカーボンオフセットが必要なのですか?
今、世界全体が気候変動に対して行動を起こす必要があり、国連をはじめとする世界中の組織が、クライメイト・ニュートラル(気候中立)な社会への移行の必要性を訴えています。時間が迫っている今こそ、気候変動に配慮した行動をとることが重要で、個人や企業に関わらず、排出量に対応する必要があります。習慣を変え、環境に配慮した製品を購入することで、私たちはCO2排出量を最小限に抑えることができるのです。とは言え、音楽を聴いたり、携帯電話を充電したりするだけでも炭素コストが発生するため、CO2の排出を完全になくすことはできません。そこで、カーボンオフセットの出番。今すぐには削減できない排出量に対応する有効な手段なのです。
カーボンオフセットへの寄付はどこに行くのですか?
CHOOOSE社から直接引き落とされ、VER(Verified Emission Reductions)やCER(Certified Emission Reductions)の購入を通じて、ゴールドスタンダード、VCS(Verified Carbon Standard)、CCB(Climate, Community and Biodiversity Standards)の認証プロジェクトに使われます。これらのクレジットは、達成された排出削減量を表します。一度使用されたクレジットは、該当するカーボンレジストリ(データベース)に永久に保存され、重複して勘定されないよう配慮されています。CHOOOSE社では、1回の寄付に対して、サービス・技術料として予約1件につき0.70ユーロ(約98円)のみ徴収し、運営費に充てています。一見少額に見えますが、その貢献度は大きく、通常、算出されたフットプリントよりも多く相殺されるため、CO2排出量のバランスに配慮していることがお分かりいただけると思います。
フライトのカーボンオフセットはいつ行えますか?
フライトから生じるCO2排出量の相殺をスムーズに行えるよう、予約手続き中、お支払いの前に相殺のオプションが表示されるようになっています。また、CHOOOSE社で直接、フライトを全てオフセットすることも可能です。
「旅は、人と人との距離を縮める強力な手段であるとともに、国の文化や美しさを共有し、同じ人間らしさを見出す機会にも繋がります。それと同時に、旅行には、私たちが住む繊細な地球を保護する義務が伴います。これからの世代が引き続き世界を旅できるよう、私たちは今共に立ち上がり、より責任ある行動を取らなければなりません。」
Trip.comグループ CEO・孫潔(ジェーン・スン)